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フェラーリ、IPOなら50億ユーロ超の規模に-伊フィアットCEO

イタリアの自動車メーカー、フ ィアットのセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は、ス ポーツカー部門フェラーリについて、新規株式公開(IPO)を実施 すれば50億ユーロ(約6000億円)超の規模になるとの認識を明ら かにした。

同CEOはトリノのフィアット本社でインタビューに答え、「フ ェラーリは聖なるブランドだと常々考えている。聖なるブランドは特 別だ」と述べた上で、「フェラーリがいつでも上場可能なのは承知し ているが、その予定はない」と語った。同CEOによるフェラーリの 評価額は、アナリストの試算を20億ユーロ上回り、フィアットの時 価総額80億ユーロの63%に相当する。

フェラーリは、フィアットにとって最も収益力のある傘下部門で、 昨年の利払い・税引き前利益(EBIT)は前年比23%増の3億 200万ユーロ。売上高は19億2000万ユーロだった。

銀行家らは、債務を減らしフィアットの信用格付けを改善するた めに、マルキオンネCEOにフェラーリ部門の上場を強く勧めている。 これに対し同CEOは、米クライスラー・グループへの出資比率引き 上げに向けフィアットには十分な現金があるとして、近々のフェラー リの上場計画はないと語った。

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