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【FRB要人発言録】ゼロ金利解除前に資産売却開始を-ブラード総裁

4月18日(ブルームバーグ):4月11日から17日までの米連邦準 備制度理事会(FRB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発 言者の氏名をクリックしてください)。

<4月15日> エバンス・シカゴ連銀総裁(ニューヨークで講演後、記者団にコメン ト):強力な緩和政策は引き続き適切だ。2011年に私が引き締め政策 を支持するような事態になれば驚きだ。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(CNBCとのインタビュ ー):原油高はインフレを招かない。インフレを招くのは最終的には 金融政策だ。これらの価格高騰がより広範なインフレ高進につながら ないよう注意する必要がある。

<4月14日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ボルティモアで講演):04年から 07年の4年間にわたってインフレ率が3%だったのは、全ての起こり 得る結果の中では最悪でなかったかもしれないが、成功だとは思えな い。今回は当局がもっとうまく行動したい。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ボルティモアでの講演後に記者団に コメント):金融刺激策の解除を利上げで行うか資産売却で実施する かは決着していない。

タルーロFRB理事(ワシントンでのイベントで発言)われわれが実 行した米国債購入は、財政赤字とは何ら関係ないことだ。そのような ことを言う人もいたが、国債の購入は少なくともFRBが金融政策を 行う方法だ。中央銀行を通じて財務省の政策を資金支援することに誰 も関心はないだろう。

デュークFRB理事(ワシントンで講演):中小企業の間では、今後 の売り上げや景況感について楽観が強まっているほか、融資も利用し やすくなっている傾向が最近のあらゆる調査結果から見られる。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(モンタナ州ヘレナでの講演後、 質問に答え):コアインフレの方が、今後のインフレ動向を示すより 好ましいシグナルだ。インフレ圧力の高まりを示唆する兆候はそれほ ど多くはない。

<4月13日> ブラード・セントルイス連銀総裁(セントルイスでの講演前に記者団 に対しコメント):まずはFRBのバランスシート政策の一部を元に 戻し、その後にゼロ金利政策をやめるべきだ。これについてFRB内 で極めて活発な議論がある。これを進めるための最適な方法に関して は不確実性が多く存在する。

<4月12日> ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(香港での公開討論会で発言):米 連邦公開市場委員会(FOMC)が危機中に導入した政策を解除でき るような雇用や雇用創出の状況を目指しているが、米経済は今のとこ ろそういう状況からかけ離れている。

<4月11日> イエレンFRB副議長(ニューヨークで講演):過去数年にわたる商 品価格の上昇は、世界的な需要拡大と供給の混乱が原因のようだ。こ うした動向は、長期にわたって消費者物価に影響を及ぼしたり、景気 回復を損なうといった可能性が低いことから、個人的な見解としては、 大幅な金融政策の変更を正当化するものではない。

ダドリー・ニューヨーク連銀(東京都内で開かれたフォーラムで発 言):少なくとも2012年の終わりまでは、米労働市場では過剰なスラ ック(たるみ)が見られる可能性が高い。それが、早過ぎる政策引き 締めに過度に熱心になるべきではないと私が考える理由だ。

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