BOAへのローン買い戻し請求、投資家グループの債権が840億ドルに

米銀バンク・オブ・アメリカ(B OA)に対し、同行が組成し不良債権化した住宅ローン債権の買い戻し を求めている投資家グループは、新たな投資家の参加により、保有する 債権の合計が840億ドル(約6兆8700億円)に増えたことを明らかに した。

同グループの代理人を務めるキャシー・パトリック弁護士は28日 の電話インタビューで、債権は昨年10月時点の約460億ドルから増加 したと語った。同弁護士はまた、同グループと、BOAおよび受託銀行 のバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)との協議が 「十分進展」したことを考慮すれば、交渉の継続には根拠があると述べ た。

BOAは25日、買い戻しを求められている住宅ローン債権が225 あることを明らかにした。昨年10月時点では115だった。同証券の額 は明示しなかった。事情に詳しい複数の関係者が昨年10月に語ったと ころによれば、このグループにはパシフィック・インベストメント・マ ネジメント(PIMCO)やブラックロック、ニューヨーク連銀が含ま れる。

BOAの広報担当、ジェリー・ダブロウスキ氏は、「未払い元本残 高の合計は、正当な請求が存在した場合に最終的に支払われる金額を反 映していない」とした上で、「現時点では主張の正当性について、投資 家の請求資格を含め多くの疑問を持っている」と語った。

BNYメロンの広報担当、ケビン・ヘイン氏はこの件に関するコメ ントを控えた。

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