PIMCO:米英の国債デフォルトに備えたCDS売りに好機

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のマネジングディレクター、アンド ルー・ボールズ氏(ロンドン在勤)は、国債を保有するよりもソブリ ン債のデフォルト(債務不履行)に備えるクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)を売る方がより良いリターンを得られる可能性が あるとの見方を示した。

ボールズ氏は28日にロンドンで記者団に対し、「金利リスクを 取るよりも、国のデフォルトに対する保証の売り手になる方が妙味は あるだろう」と述べ、「米英のデフォルトの確率は無視できるほど低 いが、カントリーリスクをヘッジする必要のある市場参加者がいるた め、保証の売り手になることは可能だ」と指摘した。

10年物英国債利回りは28日に10年間の平均を83ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)下回る水準だったが、CMAの価 格情報によると、デフォルトに対する保証コストは今月25日の取引 終了時点で、2006年4月以降の平均である55bpを7bp上回る水 準だった。

ボールズ氏はユーロ圏について、「中核にフランスやドイツなど の国があるが、これらの国についても保証を売ることは魅力ある提案 だ」とし、「経済協力開発機構(OECD)加盟国の金利、利回りが 著しく低下するとは予想しにくい」と付け加えた。

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