サウジアラムコ:原油供給不足を穴埋めする用意、リビア輸出減で

世界最大の国営石油会社、サウジ アラビアのサウジアラムコのハリド・アルファリ最高経営責任者(C EO)は、原油供給が不足した場合に穴埋めする用意があるとの見解 を表明した。リビアからの供給不足の可能性で原油価格が上昇したこ とが背景にある。

サウジのヌアイミ石油鉱物資源相は今月22日、生産が失われた 場合に同国と他の石油輸出国機構(OPEC)加盟国がそれを穴埋め する方針を示していた。国際エネルギー機関(IEA)は25日の声 明で、サウジがリビア産原油の減少分を相殺するため追加供給を申し 出ていることを明らかにしていた。

アルファリCEOはサウジ東部の都市コバールで記者団に対し、 供給不足に対応して増産する方針かどうかとの質問に「顧客からの需 要の増加分を供給する用意がある」と回答。追加供給の具体的な量に ついては言及を控え、「顧客の需要は日ごとに変化するため、当社の 増産規模を言うのは難しい」と説明した。

IEAによると、リビアでは最高指導者カダフィ大佐率いる政権 への蜂起を受け、原油生産(日量160万バレル)の半分以上が停止 している。

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