ボストン連銀総裁:ストレステストの定期的な実施を-リスクの緩和に

ボストン連銀のローゼングレン 総裁は、定期的な「ストレステスト(健全性審査)」の実施は金融機 関の予期せぬリスクに対する備えにつながる可能性があるとの見解を 述べた。

同総裁は28日、ボストンで講演。事前に用意した原稿によると、 「ストレステストをさらに有効的に利用して、一般的な考えを改めて もらう必要がある。企業幹部や監督当局者による金融機関やシステム のリスクの根本要因への理解が深まるようにしたい」と指摘した。

連邦準備制度理事会(FRB)は、米銀大手19行に新たなリセ ッション(景気後退)に直面したとの想定の下で資本水準の審査を命 じた。これは昨年7月に成立した金融規制改革法(ドッド・フランク 法)で定められたものだ。

ローゼングレン総裁は、「熟慮されたストレステストの定期的 な実施」を確実に果たせるよう、銀行のリスク管理者、最高財務責任 者(CFO)、取締役会メンバー、さらに監督当局者の全員が役割を 果たすことになると述べた。

さらに「監督当局者がストレステストの質を金融機関ごとに比 較・対照できる状況が望ましく、他社に比べて出遅れている金融機関 については説明責任を問うべきだ」と述べた。

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