1月の米個人消費:伸び鈍化、インフレ加速で実質はマイナス

今年1月の米個人消費は予想 を下回る伸びにとどまった。食品や燃料価格の上昇に伴い、米国の 消費者はその他の支出を抑えている。

米商務省が発表した1月の個人消費支出(PCE)は前月比

0.2%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値 は0.4%増だった。前月は0.5%増(速報は0.7%増)に下方修正 された。インフレ調整後ベースでのPCEは0.1%減。前月比での マイナスは1年ぶり。

1月の個人所得は前月比1%増加と、2009年5月以来で最大 の伸び。エコノミスト予想の中央値では0.4%増だった。

可処分所得は名目ベースで0.7%増、税制変更に伴う調整分を 除くと、0.1%増にとどまる。賃金・給与の伸びは前月と同じ

0.3%増。 貯蓄率は5.8%と、前月の5.4%から拡大した。

PCE価格指数は前月比0.3%上昇。3カ月平均は年率で2.1%上 昇に加速した。食品とエネルギーを除くコアPCE価格指数では前月比 で0.1%上昇、前年比では0.8%の上昇だった。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのチーフエコノミスト、 ジョン・シルビア氏は、「消費者はやや慎重な姿勢を強めている」 と述べ、「ガソリン代の値上がり分は消費者のポケットマネーから 捻出される。支出はプラスだが、伸びは穏やかだ」と続けた。

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