オマーン:反政府デモ続く-北部都市ソハールで座り込み2日目

オマーン北部の都市ソハールで反 政府デモ参加者による座り込みが2日目に突入した。治安部隊との衝 突で2人の犠牲者が出たことを背景に、カブース国王が雇用創出策な どを打ち出したものの、デモ隊による抗議が続いている。

港湾都市であるソハール周辺の道路が封鎖されたほか、大型スー パーマーケットでは火災が発生し消防隊が消火活動に取り組んだ。病 院と政府当局者によると、27日の警察との衝突でデモ参加者の2人が 死亡したほか、数人が負傷した。1970年に即位したカブース国王は27 日、政府に対し5万人を雇用することなどを命じた。

貧困と独裁体制に抗議するデモ活動がアラブ世界に拡大している。 1月にチュニジア大統領が亡命に追い込まれたのを皮切りに、エジプ トでも今月に入り大統領が辞任。リビアでは最高指導者カダフィ大佐 率いる政府が反体制派に数都市を掌握される事態となっているほか、 イエメンやバーレーン、アルジェリア、ヨルダンにもデモ活動が広が った。

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