米BOAのラフリン氏に債券投資家や当局から圧力-住宅ローン問題

米銀バンク・オブ・アメリカ (BOA)の住宅差し押さえと不良債権を管理する新部門の責任者、 テリー・ラフリン氏は、住宅相場急落で同行に責任があるとして払い 戻しを求める債券投資家と当局の圧力に直面している。

BOAは25日の年次リポートで、住宅差し押さえ手続きでの不 正をめぐる政府の調査に伴い「重大な制裁金」処分を受ける恐れがあ ると説明した。債券ファンド最大手、米パシフィック・インベストメ ント・マネジメント(PIMCO)を含む債券投資家グループは、B OAに対し買い戻しを求める住宅ローン証券化案件の数をほぼ倍に増 やした。届け出によれば、訴訟費用は同行の引き当てを最大15億ド ル(約1230億円)上回る可能性がある。

グリーンウッド・キャピタルで9億5000万ドル相当の運用に携 わる、マイケル・ニックス氏は、ラフリン氏が「うらやましがられる ような立場にないのは確かだ。解決するには数年かかるだろう」と指 摘。その上で、リスク資産を抱える投資基金や年金基金、保険会社が 同行に対して訴訟を検討していると述べた。カリフォルニア州にある グリーンウッド・キャピタルは先月、BOA株を売却した。

BOAのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は今 月、ラフリン氏を2008年に買収したカントリーワイド・ファイナン シャルに関連する係争を解決するためのコスト管理の責任者に指名し た。

ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅 貸付抵当公社)からの要求に対応するため約30億ドルを昨年遅く引 き当てたBOAだが、別の請求がさらに70億-100億ドルのコスト につながる可能性があるとの認識を示している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE