独バイエルの10-12月:赤字、シェーリングブランドの償却で

ドイツの製薬会社、バイエルの 2010年10-12月(第4四半期)決算は、純損益が赤字となった。シ ェーリングブランドの償却と事業再編のコストが響いた。

28日の同社発表によると、純損益は1億4500万ユーロ(約160 億円)の赤字。前年同期は1億5300万ユーロの黒字だった。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたアナリスト7人の調査では、平均で1 億6060万ユーロの黒字と予想されていた。

売上高は14%増え90億1000万ユーロ。アナリスト予想平均の 85億2000万ユーロを上回った。同社は、今年の増収率目標を4-6% と発表した。

昨年第4四半期は利用計画のないシェーリングブランドについて 4億500万ユーロを償却した。昨年発表した事業再編のコスト(見積 もりで10億ユーロ)のうち最初の6200万ユーロも計上した。同社 は製品開発と新興市場に経営資源を集中させる再編で、約4500人の 削減を計画している。

医薬品部門の売上高は7.3%増の44億7000万ユーロ。プラス チックなどの化学品部門は28%増え25億8000万ユーロ。化学肥料 や農薬は18%増の16億5000万ユーロだった。医薬品部門をプラス チックの売り上げ急増が補っている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE