バフェット氏:昨年10-12月、保有債の約3%で評価損-830億円相当

著名投資家ウォーレン・バフェッ ト氏が率いる米保険・投資会社バークシャー ・ハサウェイは、同社が 保有する債券について、2010年10-12月(第4四半期)に評価損10 億2000万ドル(約833億円)を計上したことを明らかにした。

バークシャーが26日公表した年次報告書によれば、評価損の額は、 同社が保有する債券ポートフォリオの約3%に相当する。償還期日が 決まっている保有債の評価損計上後の価値は、昨年末時点で318億ド ルと、9月末時点の336億ドルから低下した。

バークシャーは「約束された元利の残り全てを償還日に受け取れ る見込みが低いと判断した一部の債券」について評価損を計上したと 説明。「これらの債券は過去2年余りにわたって含み損を抱えていた」 としている。

バフェット氏は昨年10月時点で利回りが低い時期に債券を購入 するのは誤りだと述べていた。

バークシャーに出資するYCMネット・アドバイザーズでチーフ 投資ストラテジストを務めるマイケル・ヨシカミ氏は「3%のデフォ ルト(債務不履行)率は確かにかなり高い」と指摘。「保険会社が高利 回りを求めて相次いで打撃を受けたようにバークシャーも打撃を受け た」と話す。

バフェット氏のコメントを求めてアシスタントのキャリー・カイ ザー氏に電子メールを送ったが、バフェット氏から今のところ返答は ない。

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