インド財務相:食料インフレが引き続き懸念材料-財政演説

インドのムカジー財務相は28日、 議会での財政演説で、食料インフレは同国にとって「引き続き懸念材 料」だとの見解を示した。エコノミストは、物価上昇から消費者を保 護する措置が予算案に盛り込まれると予想している。

同相は議会で4月1日からの新年度の予算案について説明し、「今 年の主な懸念材料は食品価格の高騰が続いていることだ」と指摘。「経 済は危機前の成長軌道を回復している」との認識も示した。

インドの昨年10-12月の成長率は8.2%となり、シン政権に対して インフレ対策で国民への援助措置を拡大するよう求める声が強まってい る。ムカジー財務相は貧困層向けに灯油購入補助金を現金支給すると発 表。これを受けて株価は上昇している。

野村ホールディングスとゴールドマン・サックス・グループは、 同相が所得税削減、食料補助金の増額、地方雇用拡大向け支出引き上 げなどの措置を講じる可能性があると指摘している。

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