1月の米個人消費支出は0.4%増に伸び鈍化か、物価上昇響く-調査

1月の米個人消費支出(PCE) は食品と燃料の値上がりに伴い、伸びが鈍化したもようだ。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、28日に発表さ れる1月のPCEは前月比0.4%増(59社の予想中央値)が見込ま れる。昨年12月は同0.7%増だった。また同日発表のシカゴ購買部 協会の2月の製造業景況指数は製造業活動の拡大が続いていることを 示し、1月の中古住宅販売成約指数は低下したとみられる。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア債券ス トラテジスト、ジョン・ハーマン氏は「1-3月(第1四半期)には 緩やかな支出の伸びがみられるだろう」と指摘。「物価上昇で実質個 人消費は強烈な痛手を被った。消費と景気の加速はこれまでよりも難 しくなる可能性がある」と語った。

米商務省は午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に1月のP CEを発表する。調査での予想レンジは前月比0.2-1.1%増。

同月の個人所得は3カ月連続で同0.4%増(54社の予想中央値) となったとみられる。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が注目 するPCEコア価格指数は前年同月比0.8%上昇(23社の予想中央 値)と、インフレ率が米連邦準備制度理事会(FRB)の長期目標を 引き続き下回っていることを示すとみられる。

午前9時45分に発表される2月のシカゴ購買部協会景況指数は

67.5(42社の予想中央値)と、1988年7月以来の高水準だった1月 の68.8から低下する見込み。同指数は50が活動の拡大と縮小の境 目を示す。

全米不動産業者協会(NAR)が午前10時に発表する1月の中 古住宅販売成約指数は前月比2.3%低下(29社の予想中央値)が見 込まれる。住宅部門の回復には時間がかかることを示唆するもようだ。

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