アジア株:下落、中東政情不安への懸念続く-豪ブルースコープが安い

28日のアジア株式相場は下落。指 標のMSCIアジア太平洋指数は今月に入ってからの上昇分を消した。 中東・北アフリカの政情不安により、世界の景気回復が頓挫する可能性 があるとの懸念が続いている。

海外の売り上げ依存が高いホンダやソニーは、円相場の上昇を受け て弱含み。NECも下落。ゴールドマン・サックス証券による投資判断 引き下げを嫌気した。オーストラリアの製鉄最大手ブルースコープ・ス チールはシドニー市場で1.9%安。豪政府が計画する炭素税導入で競争 力が弱まるとの見方を示した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時44分現在、前週 末比0.4%安の136.29。指数構成銘柄のうち、値上がりと値下がりの 割合は1対2。今月の月間ベースでの下落率は0.2%となっている。業 種別指数は10業種全てが下落。

しんきんアセットマネジメント投信の山下智巳主任ファンドマネジ ャーは、「下げの理由では中東の懸念が一番大きい。リスク回避の動き が見られる」と語った。

日経平均株価の午前終値は前週末比65円65銭(0.6%)安の1万 461円11銭。

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