今年の米経済成長率見通し改善、需要増で-全米企業エコノミスト協会

【記者:Alex Kowalski】

2月28日(ブルームバーグ):米国では国内の個人・法人部門、お よび海外からの需要拡大を背景に、企業が経済成長率見通しを上方修 正したことが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の調査で明ら かになった。

NABEが28日発表した調査結果によると、2011年の米国内 総生産(GDP)成長率見通しは3.3%と、昨年11月の前回調査の

2.6%から引き上げられた。個人消費や設備投資、輸出の見通しも前 回調査を上回った。

調査結果を分析したシカゴ連銀のシニアエコノミスト、ウィリア ム・ストラウス氏はインタビューで、「ほぼ全体で、景気回復に関す る見方が改善している」とし、「個人消費は持ち直しつつあり、企業 分野も相当良い数字が引き続き見込まれている」と述べた。

今回の調査結果は、製造業や海外需要、消費者信頼感が堅調にな っていることを示すデータとともに、今年に入って米景気が勢いづい ている新たな証しだ。その一方で、活気のない住宅市場と失業率の高 止まりが今年の経済成長の足かせになる見通しが、調査では示された。

景気が潜在成長率並みかそれを若干上回る緩やかなペースで回復 し続けるとの見方は回答者の約4割、より楽観的な見方は約3割に達 した。成長率が潜在成長率以下になるとの回答は11%と、前回調査 の40%から減少した。

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