岩崎通株が急騰、特別利益計上で純損益は一転黒字へ-6期ぶり復配も

情報通信機器メーカーの岩崎通信 機の株価が急騰。東京都が本社敷地の一部を道路建設予定地として収用 したことが奏功、今期(2011年3月期)連結純損益が黒字転換する見 通しとなった。6期ぶりの復配も決まり、買いが集まったようだ。

株価は一時、前週末比40%高の95円を付け、10年4月16日以来、 約10カ月半ぶりの高水準に回復した。出来高は既に1088万株に達し、 05年4月14日(終日出来高1497万株)以来、約6年ぶりの大商いと なっている。

岩崎通が25日の取引終了後に公表した今期業績予想の修正による と、連結純損益は41億円の黒字となる見込みで、前回予想の2億円の 赤字から大きく改善する。東京都の用地収用に伴い固定資産売却益など 計75億円を特別利益に計上することが寄与する。黒字転換を受け、未 定としていた期末配当予想を1株当たり2円50銭にすると発表。05年 3月期以来、6期ぶりの復配となる

半面、情報通信事業が北米や国内で低迷していることなどから、連 結営業損益予想を従来のゼロから5億4000万円の赤字に下方修正した。

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