古河電工株が5日続落、新製品遅れと原油高懸念-クレディSは格下げ

電線大手、古河電気工業の株価が 前週末比3.8%安の334円まで売られ、5日続落。新製品の立ち上げの 遅れや原油高による業績への影響が懸念されている。クレディ・スイス 証券では今期(2011年3月期)連結営業利益は会社計画に未達と予想 し、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」へ引き下げた。

クレディSの山田真也アナリストは25日付リポートで、新製品の 発光ダイオード(LED)部材やハードディスク(HD)ガラス基板の 立ち上げが遅れているとし、今期は両製品合わせて15億円程度の赤字 を予想。連結営業利益は343億円(会社計画360億円)になる見通しだ としている。原油価格の営業利益に対する影響については、1バレル当 たり10ドルの変動が20億円の変動要因とし、来期営業利益予想も483 億円から402億円へ引き下げた。

リビアの原油供給減少の影響が他の中東諸国にも広がる懸念が強ま り、28日の時間外取引ではニューヨーク原油先物4月限が一時、1.8% 高の1バレル=99.66ドルを付けた。先週は14%上昇し、09年2月27 日終了週以降で最大の上昇率を記録していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE