【個別銘柄】みずほ証、洋シヤタ、NEC、新生銀、ぐるなび、京樽

きょうの日本株市場で、株価変動 材料が出た銘柄の終値は以下の通り。

みずほ証券(8606):前週末比12%高の251円。みずほフィナン シャルグループ(8411)傘下のみずほ証、みずほインベスターズ証券 (8607)、みずほ信託銀行(8404)について、6月の株主総会で完全子 会社化を決議し、10月をめどに実施する方針と26日付の日本経済新 聞が報道。証券2社は12年春をめどに合併する方向という。経営効率 化などを見込む買いが優勢となった。みずほFGは取引開始前、報道 に対し開示すべき決定事項はない、との声明を発表した。みずほイ証 は7%高の92円、みずほ信は6%高の89円で終了。

東洋シャッター(5936):11%高の389円。ドイツのハーマンKG 社と資本・業務提携を行うことで合意し、ハーマン社は同社の筆頭株 主になる見通しとなった。品ぞろえ強化などを通じた業績改善期待が 強まった。

NEC(6701):3.4%安の225円。ITサービス事業などでの売 り上げ減少が響き、2011年3月期の連結純利益予想を従来の150億円 からゼロに下方修正した。前期は114億円。ゴールドマン・サックス 証券は25日、投資判断を「買い」 から「中立」に、日興コーディア ル証券も「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。

新生銀行(8303):1%安の104円。きょう午後2時50分に、海 外で公募増資を実施すると発表。普通株式6億9000万株を発行し、一 部を筆頭株主のJCフラワーズ氏率いるファンドが引き受ける。調達 後の手取り概算は約694億円。自己資本規制の強化や収益性向上など に向け財務基盤を強化するとしたが、1株価値の希薄化を懸念する売 りに押された。

バンダイナムコホールディングス(7832):3.9%高の965円。発 行済み株式総数の8%に当たる2000万株、金額で200億円を上限に自 社株を取得すると25日に発表。取得期間は28日から12月31日まで。 このうち750万株はTOB(株式公開買い付け)で取得、買付価格は 1株886円。今後の株式需給の好転が見込まれた。

ぐるなび(2440):4.9%高の11万8900円。3月31日の株主を対 象に、1株を100株に分割する。同時に単元株制度も採用、売買単位 を100株とする。流動性向上を見込む買いが優勢となった。

岩崎通信機(6704):32%高の90円。東京都の用地買収に伴う土 地売却代金を特別利益として計上、11年3月期の連結純損益見通しは 従来の2億円の赤字から41億円の黒字に転換する見込みとなった。未 定としていた期末配当予想は、1株当たり2.5円とする。最終利益の 回復と配当実施が好感された。

京樽(8187):11%高の5万2300円。吉野家ホールディングス (9861)は25日、京樽を株式交換で完全子会社化すると発表。京樽1 株に吉野家HD0.5株を割り当てる。株式交換は7月1日で、京樽は 6月28日に上場廃止となる予定。交換比率へのさや寄せを見込む買い が優勢となった。吉野家HDは2.9%高の10万7700円。

住友林業(1911):2.6%高の743円。税制改正法案が今国会を通 過し、相続税の基礎控除が引き下げられると、同社が相続税対策で恩 恵を受けやすいとの見方を理由に、ドイツ証券では25日、投資判断を 「ホールド」から「買い」に引き上げた。

JUKI(6440):7.8%高の194円。コスモ証券は25日、投資判 断「A(アウトパフォーム)」、目標株価250円を維持した。11年3月 期連結業績は、営業利益を除き上方修正される可能性が高いと見てい るほか、先進国での衣服需要の拡大などから、12年3月期も業績成長 を見込んでいる。

ジェイコムホールディングス(2462):6.6%高の16万4000円で 高値引け、52週高値を更新した。いちよし経済研究所は25日、投資 判断を新規に「買い」とした。

アコーディアゴルフ(2131):3%高の6万8500円。野村証券の 大庭正裕アナリストは25日、投資判断を新規に「買い」とし、目標株 価を10万2000円に据えた。リポートでは、ゴルフ場の破たんが増加 する可能性が高まる中、同社はゴルフ場再生の実績と財務余力を活か し、ゴルフ場の新規取得による成長を加速させると指摘した。

安川情報システム(2354):3.5%安の250円。情報関連投資をめ ぐる慎重な動きから案件量が低調、低採算案件の増加で11年3月期の 連結営業損失は従来の5億円から6億6000万円に拡大する見通しと 25日に発表。また、これまで1株当たり3円としていた期末配当計画 も無配にした。

フェローテック(6890):4.5%高の1409円。業績動向を踏まえ、 1株当たり12円を計画していた11年3月期末配当を18円に増額、さ らに創立30周年記念配2円を加え、年間20円配にすると25日に発表 した。前期は12円。

日本ゲームカード(6261):7.6%高の13万5300円。主力商品の 各台計数システム「ビーレックス」の販売が好調、パチンコホール店 舗数の減少傾向に歯止めがかかり、カード利益の減少が予想より縮小 することで、11年3月期の純利益は従来計画の13億円から前期比2 倍の19億円に上振れる見通しになった。

日本マニュファクチャリングサービス(2162):6.7%高の40万 5500円。連結業績が堅調に推移しているとし、11年3月期末に1株当 たり500円の特別配当を実施するときょう正午に発表。さらに、志摩 電子工業の子会社化に伴う記念配当500円、普通配当1000円も実施し、 年間配当を合計2000円にするとした。前期実績は500円。

MORESCO(5018):2%安の1000円。中国など新興国需要 に支えられ、主力の自動車関連潤滑油剤は想定通り堅調に推移するも のの、有価証券の減損処理などに伴う特別損失の発生により、11年2 月期の連結純利益は9億2000万円と、従来計画から4.2%下振れる見 込みになったと25日に発表した。

やすらぎ(8919):3.5%安の410円。不動産競売市場での低価格 物件の厳選仕入れなどで営業利益は2.6倍の21億円となったが、中古 住宅再生、収益物件運営事業とも減収で、11年1月期の連結売上高は 前期比16%減った。12年1月期は4.8%増収、営業利益は4.4%増の 22億円を計画、利益回復率の鈍化が懸念された。

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