ハチソン:中国港湾部門上場、4800億円規模-シンガポール最大IPO

香港の資産家、李嘉誠氏率いる 世界最大のコンテナターミナル運営会社ハチソン・ワンポアは、58億 3000万ドル(約4800億円)規模で中国港湾部門をシンガポールに上 場することを目指している。シンガポールでは過去規模の新規株式公 開(IPO)となる。

IPOの条件概要書によれば、ハチソン・ワンポアは香港と中国 の広東省の港湾ターミナルなどの資産を保有する信託をシンガポール で上場し、同信託の約54億単位を1単位につき0.91-1.08ドルで 公開する。

ハチソン・ワンポアは28日、キャピタル・リサーチ・アンド・ マネジメントやポールソンといった投資会社がIPOに16億2000万 ドルを投じると資料で発表。シンガポール・テレコミュニケーシンズ (シングテル)が1993年に実施した40億ドル規模のIPOを突破し、 シンがポールで最大のIPOとなるという。昨年1年間のシンガポー ルでのIPO総額も上回る規模となる。

富昌証券のゼネラルマネジャー、藺常念氏(香港在勤)は、「現 在の市場条件では、IPO規模が少し大き過ぎるかもしれない。原油 相場上昇が世界の市場を押し下げている」と述べた。

1月18日の発表資料によれば、ハチソン・ワンポアが信託を管 理し、持ち分25%を保持する。最新資料では、信託の時価総額は最大 94億ドルになるとしている。

シンガポールのDBSグループ・ホールディングスと独ドイツ銀 行、米ゴールドマン・サックス・グループがIPO業務を担当する。

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