コーン前FRB副議長:米インフレ率2%への上昇には何年もかかる

米連邦準備制度理事会(FRB) のコーン前副議長は25日、インフレ率の下振れにつながる力は今後2、 3年に弱まり始める見通しだが、物価上昇率はFRBが望ましいとみ なす水準(2%)に達し始めるまでに何年もかかる公算が大きいと予 想した。

コーン氏はシカゴ大学ブース経営大学院がニューヨークで主催し た米金融政策フォーラムで講演し、「経済の需給ギャップは今後数年間 にゆっくりと縮小する」とし、インフレに対する「下押し圧力」も弱 まり始めると指摘。インフレ率はFRBが期待する水準に向かって 「徐々に上昇する」が、「そこに至るまでには数年かかる」との見通し を示した。

また、労働市場はインフレの「下押し圧力」になってきていると し、米金融政策の一部の批評家が言及している「インフレ懸念の程度」 を金融市場は織り込んでいないと語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE