NY原油(25日):週間ベースで2年ぶりの大幅高-リビア情勢で

ニューヨーク原油先物相場は週 間ベースで2年ぶりの大幅上昇を記録した。リビアの減産につながっ た騒乱が中東のほかの地域にも波及するとの懸念が背景にある。

リビアでは原油生産が最大で3分の2は削減されたとの見積もり を手掛かりに、前日は2年5カ月ぶりの高値に急上昇。サウジアラビ アと米国、国際エネルギー機関(IEA)がリビアからの供給が絶た れても補うことができるとの見方を示した後は、1バレル=100ド ルを割り込んだ。昨年第4四半期(10-12月)の米経済成長率は伸 びが市場予想を下回った。

PFGベストの調査部門バイスプレジデント、フィル・フリン氏 (シカゴ在勤)は、「この週末のリビア情勢の行方をめぐる懸念で、 原油はさらに一段高となる可能性もある」と指摘。「サウジアラビア とIEA、米政府による保証は不安の緩和に役立ったが、これでは十 分でないかもしれない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比60セント(0.62%)高の1バレル=97.88ドルで終了。前日 は103.41ドルに上昇し、日中としては2008年9月29日以来の 高値となった。この1年間では25%の値上がり。期近物は週間で 14%高と、09年2月27日終了週以来の大幅な上げ。

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