中国民生銀:転換社債と香港H株を294億元発行へ-A株取りやめ

中国初の民間銀行である中国 民生銀行は株式と転換社債の発行を通じて294億元(約3700億 円)を調達する。自己資本比率の引き上げが目的。

25日の香港証券取引所への届け出によると、上海市場で最大 200億元の転換社債を発行する。私募を通じた元建ての株式発行 計画は取りやめた。民生銀はまた、香港市場でH株の新株を最大 165億株発行する。24日終値である6.72香港ドルに基づくと、 最大93億5000万元を調達することになる。

民生銀は届け出で、調達資金は「中核的な自己資本比率を高め るのに加え、リスクへの抵抗力を強め、利益を増やし、持続した急 速かつ健全な事業拡大を確実することに充てられる」と説明した。

民生銀の董文標会長は、中核的な自己資本比率が香港に株式 を上場している中国の銀行9行の中で2番目に低い水準に低下した ことを受け、資本増強を目指している。事情に詳しい関係者によれ ば、民生銀は、小規模株主の反対を受け、私募を通じて215億元 を上海で調達する計画を取りやめた。

東海証券の北京在勤アナリスト、李文氏は「新計画が投資家に 受け入れられる公算は一段と大きく、少なくとも3年にわたる成長 を支えるだろう」と述べ、「とりわけ債券ファンドからの転換債の 需要は極めて強い」と付け加えた。

民生銀の株式はこの日、売買が停止された。上海市場での24 日の終値は5.09元と、香港市場の終値である6.72香港ドルを下 回っていた。香港での同行株の取引は28日に再開されるという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE