英銀ロイズ:2010年は金融危機以降で初の通期黒字-引当金が半減

英国の住宅金融最大手、ロイズ・ バンキング・グループの2010年決算は、金融危機以降で初の通期税引 き前黒字となった。引当金がほぼ半減したことが寄与した。

25日の同行発表によると、通期の税引き前損益は22億ポンド(約 2900億円)の黒字となった。前年は63億ポンドの赤字だった。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト21人の予想中央値では 20億ポンドの利益が見込まれていた。不良債権引当金は132億ポンド と前年の240億ポンドから減少した。

エリック・ダニエルズ最高経営責任者(CEO)は「経済成長の 弱さにもかかわらず、業績改善を達成した」とした上で、「不良債権の 減少が黒字化の主因だが、中核事業の業績も良好だった」と説明した。 同CEOは今月末で退任し、アントニオ・ホルタオソリオ氏が後任と なる。

ロイズは2008年に英政府の肝いりで経営難のHBOSを買収。 130億ポンドの損失を出し、株式の41%を英政府が保有することにな った。政府支援を脱することが次期CEOの課題となる。

2010年は国内の個人・法人向け融資の引当金は減少したものの、 アイルランド向け融資に絡んで43億ポンドの費用を計上した。

-Editors: Francis Harris, Edward Evans

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Gavin Finch in London at +44-20-7073-3627 or gfinch@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Edward Evans at +44-20-7073-3190 or eevans3@bloomberg.net

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