アジア株:反発、半導体メモリー株中心に買われる-原油高騰が一服

25日のアジア株式相場は反発。半 導体銘柄中心に買われ、MSCIアジア太平洋指数は今週に入ってから の4営業日続落に歯止めがかかった。原油供給に障害が生じるとの懸念 が和らぐ中、ニューヨーク原油先物相場は反落し、1バレル=100ドル を割り込んだことも材料視された。

ソウル市場では、大韓航空が2.5%高。リビア情勢の緊迫化で原油 供給への懸念が広がったが、米国やサウジアラビア、国際エネルギー機 関(IEA)が、原油輸送に障害があればこれを補う用意があることを 明らかにしたのを好感した。ハイニックス半導体は2%余り上昇。アナ リストらはコンピューター向け半導体メモリーの価格が来月上昇する可 能性があるとの見方を示した。トヨタ自動車も堅調。クレディ・スイス 証券が今・来期業績予想を増額修正し、投資判断を「ニュートラル」か ら「アウトパフォーム」へ引き上げた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時15分現在、前日 比0.2%高の135.65。指数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合 は約5対3。

大和投資信託の長野吉納シニアストラテジストは、「ここ数日間で 株価に下げ過ぎ感が出ている」と指摘した。

日経平均株価の午前終値は22円97銭(0.2%)高の1万475円 68銭。

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