中国:米国のWTOへの申し立てを拒否-鉄鋼製品やカード決済めぐり

中国は、鉄鋼製品に対し同国が課 した反ダンピング(不当廉売)関税やクレジットカード決済会社への 規制の正当性をめぐり、世界貿易機関(WTO)に判断を求めた米国 の申し立てを拒否した。

米国は5カ月前にこの2つの問題での対立を解消するため中国側 に協議を要請していたが、スイスのジュネーブに本部を置くWTOに 訴えを今月起こした。米国は来月も同様の申し立てをするとみられる が、中国はこの2度目の訴えを差し止めることはできない。

米国は、中国がクレジットカード決済で中国銀聯を優遇しており、 ビザやマスターカードなどの米企業に対する制限は不当だと主張。中 国は、外国企業が人民元建ての独自の銀行カードを発行することを禁 止している。

米国はまた、2億ドル(約164億円)超相当の米国製鉄鋼製品に 中国が課している関税がWTO規定に沿ったものかどうかについての 判断も求めている。問題となっているのは米3位の製鉄会社AKスチ ール・ホールディングなどの平板圧延製品に対する相殺関税と反ダン ピング関税。

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