山崎パン株が急騰、インフレメリット享受-みずほ証投資判断上げ

山崎製パンの株価が急反発。前日 比6.6%高の1012円まで上昇した。みずほ証券は24日、同社はインフ レ局面入りでメリットを享受する代表企業との見方を示し、投資判断を 引き上げた。今後の業績の伸びを期待した買いが膨らんだ。

みずほ証券の佐治広シニアアナリストは24日付の投資家向けリポ ートで、食料インフレによって2010年12月期第4四半期からの原材料 コスト上昇は当面継続する見込みとした上で、原料コスト高で「値下げ 原資が縮小し、販売競争は沈静化に向かう。食料インフレは店頭価格の 形成を一部食品大手に戻す意味がる」との見方を示した。

同氏は、同社の過去の業績がインフレ局面で伸長する傾向があると 指摘、主力のパン類事業は「限界利益率が約4割に達する装置産業であ り、増収メリットが大きく生じやすい」とも述べ、11年12月期の連結 営業利益予想を従来比6%増の282億円とした。会社予想の280億円を 1%ほど上回る。業績の改善見通しを背景に、投資判断を「中立」から 「アウトパフォーム」、目標株価を910円から1210円へ引き上げた。

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