【個別銘柄】トヨタ、エルピダ、CSK、住商情、カプコン、味の素

株価変動材料の出た銘柄の終値は 以下の通り。

トヨタ自動車(7203):前日比2.2%高の3755円で、東証1部の 売買代金1位。クレディ・スイス証券は24日、費用削減を中心とした 業績回復が見込めるなどとし、今・来期業績予想を増額修正、投資判断 を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価を3370円から4520 円に引き上げた。

ホンダ(7267):1.9%高の3540円。ガソリン価格上昇期に低燃費 車を投入する見込みとし、シティグループ証券は24日に投資判断を 「ホールド」から「買い」、目標株価を3580円から4480円に上げた。

CSK(9737):制限値幅いっぱいのストップ安となる80円 (20%)安の313円。住友商事(8053)と住商情報システム(9719)が 株式公開買い付け(TOB)を通じて同社株式などを取得、住商情報と 10月1日付で経営統合すると24日に正式発表した。TOB価格が1株 203円と、24日のCSK株終値(393円)より48%低い水準で設定され、 急伸した昨日から一転、失望売りが膨らだ。住商情報株も7.8%安の 1276円と急反落。

カプコン(9697):6.1%高の1579円。米アップル社の多機能携帯 端末に向けたソーシャルゲームのダウンロード数が配信開始からわずか 4カ月で、アップルが運営するソフト販売サイト「アップ・ストア」上 で合計1000万件を突破した、と24日に発表。収益寄与を見込む買いが 膨らんだ。

ドン・キホーテ(7532):2.6%高の2885円。JPモルガン証券は 24日付で、投資判断「オーバーウエート」、目標株価3400円で新規に 調査を開始した。ドン・キホーテ業態で客層拡大、長崎屋ではMEGA 業態からの利益貢献により、収益性改善と高増益率が続く可能性がある などと指摘している。

味の素(2802):3.3%高の937円。25日昼すぎに発表した中期経 営計画によると、14年3月期の営業利益目標は今期(11年3月期)予 想比26%増に当たる870億円とした。国内需要が伸び悩む中、海外の 収益力を高めることを目指す。設備投資は来期からの3年間で1800 億 円に抑え、フリーキャッシュフローを現在の約4倍に当たる400億円創 出する考えだ。

半導体関連:エルピーダメモリ(6665)が6.4%高の1216円、S UMCO(3436)が3.8%高の1514円。半導体製造装置最大手、米ア プライド・マテリアルズが示した2-4月(第2四半期)の1株利益見 通しは34-38セントと、アナリスト予想平均32セントを上回った。良 好な収益環境が確認できたとし、関連企業に買いが入った。エルピーダ については、台湾証券取引所にこの日、同社の預託証券(TDR)が上 場しており、アジア展開への布石になるともみられたようだ。

スタンレー電気(6923):1.9%高の1505円。北米事業での利益成 長が期待できるなどとして、ゴールドマン・サックス証券は24日付で、 投資判断を「売り」から「中立」へ、目標株価を1500円から1600円に 引き上げた。

山崎製パン(2212):5.8%高の1004円。食料インフレの局面は、 小売店頭での販売競争の沈静化を通じ山崎パンにプラスの影響をもたら すとして、みずほ証券では24日付で投資判断を「中立」から「アウト パフォーム」に、目標株価を910円から1210円に引き上げた。

不二越(6474):6.9%高の433円。高い世界シェアを持つ高採算 製品が業績拡大をけん引するとし、三菱UFJモルガン・スタンレー証 券は24日付で、再来期(13年11月期)にかけての業績予想を増額修 正し、目標株価を従来の380円から540円に引き上げた。投資判断は 「アウトパフォーム」を維持。

ハニーズ(2792):7.5%高の1073円。いちよし経済研究所は24 日付で、投資判断を新規に「A(買い)」とした。好調な中国事業が成 長を加速させているほか、国内事業でもビジネスモデルの進化に取り組 み始めたことを評価。DCF(ディスカウントキャッシュフロー)法に よるフェアバリューは1500円としている。

新日鉄ソリューションズ(2327):1.8%安の1817円。来期にかけ て新日本製鉄(5401)向けの既存案件の反動減があり、売り上げ成長率 は鈍化する見通しなどとし、野村証券は24日付で投資判断を「1(買 い)」から「中立(2)」に引き下げた。

イノテック(9880):8.6%高の609円と急反発。東京証券取引所 は24日、イノテックを東証2部から1部に3月3日付で指定変更する と発表した。投資家層の拡大などを期待した買いが集まった。

大正製薬(4535):2.8%安の1776円。現在の株価から上昇余地は 限定的などとし、JPモルガン証券は24日付で投資判断を「オーバー ウエート」から「中立」に引き下げた。

伊藤園(2593):1.8%高の1455円。発行済み株式総数の0.29% に当たる10万株の自社株を消却する、と24日に発表。消却予定日は3 月31日。1株当たり価値の向上などを見込む買いが先行した。

ダスキン(4665):2.8%高の1631円。発行済み株式総数の

1.52%に相当する100万株を上限に、自社株買いを行うと24日に発表。 取得期間は25日から6月21日までで、上限金額は17億5000万円。株 式需給の改善などを期待した買いが優勢となった。

宇部マテリアルズ(5390):4.8%高の305円。業績目標の達成状 況を勘案し、11年3月期末の配当予想を従来の1株7円から8円に引 き上げると、24日に発表した。前期末は5円だった。

内田洋行(8057):3.4%安の287円。10年8月-11年1月(上期) の連結最終赤字額が15億円と、従来予想(5億円)から膨らんだもよ うと24日に発表。前年同期は10億3400万円の赤字。主力のオフィス 家具販売が苦戦、公共関連や情報エンジニアリング事業の低調も響く。

蛇の目ミシン工業(6445):5.1%高の82円。中国・上海市に産業 機器の販売会社を設立することを決めた、と24日に発表した。中国で 産機製品の売り上げ拡大を図る。設立は4月中旬を予定。

日本通信(9424):20%高の1万3150円。日本で一番安いモバイ ル・タブレットを3月4日に新発売すると前日発表。7インチ・タブレ ット「ライト・タブ」は、他事業者のような2年しばりの契約条件なし で、3万9800円で提供。今後の需要を見込む買いが優勢となった。

SBIベリトランス(3749):16%高の5万8200円と高値引け。 SBIホールディングス(8473)が株式交換により、同社を完全子会社 化すると前日発表。交換比率はSBIベリ1株に対し、SBIHD4.7 株を割り当てるとしており、SBIHDの株価を基準にした理論価格を にらむ動き。SBIHD株も2.3%高の1万2660円と高値引け。

トランスジェニック(2342):値幅制限いっぱいの上昇となる1万 円(17%)高の6万8300円。生物試薬や抗体医薬開発サービスを行う 米GenScript社との間で、トランスGのGANPマウスを使用、研究用 試薬としての抗体を作成することを目的とした非独占ライセンス契約を 締結し、GenScript社にGANPマウスの全世界(除く日本)での使用 権を許諾したと25日に発表した。

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