米経済、新たな成長段階-トラック輸送の仲介企業に投資家の関心

米国の景気回復が在庫積み増しに それほど依存しない新たな段階に移行するにつれて、トラック輸送サ ービスの仲介業者への投資家の関心が高まっている。

製品を出荷する企業向けにトラックをリースするロードランナ ー・トランスポーテーション・システムズやCHロビンソン・ワール ドワイドなど輸送サービスの仲介業者は、自らトラックを所有する運 送会社と比べて、コスト面の柔軟性が高い。

ブルームバーグの2つの指数によれば、輸送サービスの仲介業者 の株価は昨年7月30日以降6.9%上昇しており、セラドン・グループ やウェルナー・エンタープライゼスといったトラック運送会社の株価 が1.5%下落しているのとは対照的だ。

ミルウォーキーに本社を置くロバート・W・ベアードの運輸業界 担当アナリスト、ベンジャミン・ハートフォード氏は「初期の上昇サ イクルは過ぎた」とした上で、「景気回復にとって持続可能な要素」が 認められると発言。株価の反発が進行するにつれて、投資家はコスト 対応が柔軟な企業の方が「回復力が大きい」ことを理解するだろうと 話す。

米運輸省の最近の統計によれば、景気情勢で変動するトラック運 搬需要は、2007年の米製品出荷額8兆3000億ドル(約680兆円)の 71%を占めた。

ハートフォード氏が共同執筆したベアードの貨物輸送見通しに関 するリポートは、米供給管理協会(ISM)の製造業景況指数に基づ く景気回復局面が2年2カ月に及んでいると指摘。景気回復期の平均 的な長さである3年4カ月の半分以上が既に過ぎた計算だが、今回の 回復局面の長さは平均を上回る見通しという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE