米社債保証コスト、6週間ぶり高水準から低下-原油先物反落で

24日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下。一時 は6週間ぶり高水準を付けていた。オバマ大統領など米政府首脳がリ ビアからの供給が混乱しても補てん可能との認識を示したことで、原 油先物相場が反落したことが寄与した。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時18分(日本時間25日午前7時18分)現在、1 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の85.4bp。一時 は88.2bpまで上昇していた。スプレッド上昇は通常、投資家心理 の悪化を、低下は心理の改善を示す。

同指数のスプレッドは過去3日間に計8.4bp上昇している。ア フリカ3位の原油供給国、リビアの政情不安を受けて、ニューヨーク 原油先物相場は2008年9月以来の高値に押し上げられ、原油高が長 期化すれば脆弱(ぜいじゃく)な景気回復が損なわれるとの懸念が浮 上した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は24 日、1バレル=97.28ドルで終了。一時は103.41ドルに達していた。

アラジン・キャピタルのチーフエコノミスト、コンスタンス・ハ ンター氏はブルームバーグテレビジョンの番組でのインタビューで、 「原油高が1カ月とか、3週間から6週間続いても、国内総生産(G DP)に大きな影響はないだろう」としながらも、「リビアが手の付 けられない大混乱に陥れば、状況はずっと流動的となるだろう」と付 け加えた。

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