NY原油(24日):反落、供給減少への警戒緩む-一時103.41ドル

ニューヨーク原油先物相場は反 落。一時は2年5カ月ぶり高値を付けていたが、米国とサウジアラビ ア、国際エネルギー機関(IEA)がリビアからの供給が絶たれても 補うことができるとの見方を示したため、下げに転じた。

ホワイトハウスのカーニー報道官は、中東一帯の騒乱で供給が削 減されたとしても米政府は対応できると発言した。IEAはこの日、 中東危機による供給減は日量50万-75万バレルとの推計を示した。 ゴールドマン・サックス・グループは供給減が「著しい価格上昇リス ク」をもたらすと予想している。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード) のアナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は、「供給が減 っても補えるとのメッセージがようやく影響を及ぼし始めたようだ」 と指摘。「リビア情勢に変化はない。市場には依然としてかなりの地 政学的なプレミアムがある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比82セント(0.84%)安の1バレル=97.28ドルで終了した。一 時は103.41ドルまで値上がりし、日中の価格としては2008年9月 29日以来の高値を付けた。この1年間では22%の値上がり。

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