欧州株:5日続落、リビア情勢に伴う原油高で-RWEやRBSに売り

欧州株式相場は5営業日続落し、 昨年10月以降で最長の下げとなった。リビア情勢の緊迫化で原油相 場が2年5カ月ぶり高値を付けたことが響いた。

ドイツ2位の公益会社、RWEは5.2%安。今年の利益が減少す るとの見通しが嫌気された。英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランド・グループ(RBS)は3.6%下落。2010年通期損失が予想 以上に悪化したことが売り材料。ドイツの自動車メーカー、ポルシェ は11%急落。同社はフォルクスワーゲン(VW)との合併が遅れ る可能性があるとの見方を示した。

ストックス欧州600指数は前日比0.6%安の280.56と、月 初来安値を付けた。同指数は前週に2008年8月以来の高値に上昇し た後、3.6%下げている。このままでいくと週間ベースでは昨年7月 以降で最大の値下がりとなる。年初来上昇率は1.7%。

アクサ・インベストメント・マネージャーズ(パリ)のシニアス トラテジスト、シャルル・ドートレム氏は、リビア騒乱が「パンドラ の箱を開いた」と述べ、「状況がどれだけ長期化するか分からず、不 透明感が生じた。株式市場にとって、現地で事業展開する企業や石油 に依存する企業以外にも影響は広がった」と続けた。

リビア情勢で同国からの供給が細るとの懸念を背景に、ニューヨ ーク原油先物相場は2年5カ月ぶり高値を付けた。ニューヨーク商業 取引所(NYMEX)の原油先物4月限は1バレル=103.41ドルに 達し、2008年9月29日以来の高値となった。

24日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が下落 した。

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