カダフィ大佐:反乱でアルカイダを非難-反体制派が東部を制圧

41年にわたって独裁を続けてきた リビアの最高指導者、カダフィ大佐は24日、政権に対する反乱を操っ ているとして国際テロ組織アルカイダなどを非難した。同国では反体 制派が原油関連施設の集中する東部をほぼ制圧。スイスはカダフィ大 佐の資産の一部を即時凍結した。

カダフィ大佐は国営テレビとの電話インタビューで国民に対し、 暴力を終わらせるよう呼び掛けた。また騒乱により犠牲者が出たこと を遺憾に思うと語った。しかしカダフィ大佐の言葉とは裏腹に、政権 側の軍の部隊は反体制派への攻撃態勢を強めており、首都トリポリの 防衛に向け戦車が配備された。また犠牲者が出たのは、政権側の部隊 が反体制派や市民に発砲したためだとデモ参加者らは主張している。

カダフィ大佐は「政府を変えたいのなら、いつでも革命委員会を 通じて変えられる」と述べた。さらに、反体制派の要求には独自性が なく、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者 に操られていると批判した。

反体制派は24日、東部の都市の支配を拡大している。カタールの 衛星テレビ局アルジャジーラは、トリポリ西方の都市ザウィヤで政権 側の軍が反体制派を攻撃し、100人余りの死者が出たと報じた。

アフリカ3位の産油国であるリビアの情勢緊迫化を受け、24日の ニューヨーク原油先物4月限は一時、08年9月29日以来の高値とな る1バレル=103.41ドルを付けた。現地時間午後2時18分(日本時 間25日午前4時18分)現在、97.24ドルで推移している。

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