ガイトナー米財務長官、もはや笑いの種にあらず-米経済政策を掌握

ガイトナー米財務長官は、米 経済は2年前よりも「はるかに強い状態にある」と言うが、同じこ とが同長官についても言えるかもしれない。

かつては金融危機の克服に苦闘するオバマ米政権批判の矢面 に立たされ、ほぼ全ての上院議員に指名承認を反対され、深夜のコ メディ番組で笑いの種にされたガイトナー長官(49)は、今やオ バマ政権で最も影響力のある経済政策担当者になった。住宅金融制 度の改革から法人税制の見直しにまでいたる長官の影響力は、ロー バート・ルービン、ジェームズ・ベーカー両氏が財務長官として振 るった力をほうふつとさせる。

米投資銀行エバーコア・パートナーズの創業者で、クリントン 政権で財務副長官を務めたロジャー・アルトマン氏は「問題資産購 入計画(TARP)や自動車業界救済の成功、銀行システムの全般 的な回復を受け、彼は今やトップに立った」と語った。

23日のブルームバーグの朝食会では、共和党との予算の攻防 や為替政策をめぐる米国と中国の見解の相違など幅広い問題につ いて、ニュースメディア9社の有力記者とのやり取りをガイトナー 長官はそつなくこなした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE