海外投資家が16週連続買い越す、米株高でリスク許容上昇-2月3週

海外投資家は前週まで、16週連続 で日本株を買い越したことが明らかになった。

東京証券取引所が24日発表した2月第3週(14-18日)の投資主 体別売買動向(東証・大証・名証の1・2部合計)によると、海外投資 家は4831億円買い越した。16週連続の買い越しは、2005年6月3週か ら12月1週までの26週以来、約5年ぶりの長さ。

同週のTOPIXはその前の週に比べ、2.9%高の973.60ポイント で終了し、4週連続で上昇した。米国景気や企業業績の回復期待から買 いが優勢となり、金融株や不動産株などの値上がりが大きかった。米国 ではS&P500種株価指数が1%高の1343.01と3週連続で上昇した。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は海外投資家の買い越しについて、「景気改善による欧米株上昇でリス ク許容度に余裕が出たため」と述べた。ただ、今週は「中東情勢緊迫化 でリスク資産を落とすために利益確定売りを優先させ、おそらく売り越 しに転じているだろう」と分析。米国株も調整に入っているとし、今後 数週間は売り越しになる可能性が高いとみている。

このほか、都・地銀は3週連続で買い越した。買越額は151億円。

一方、主な売り越し主体では、個人(2942億円)が4週連続、信 託銀行(562億円)が10週連続、証券会社の自己売買部門(503億円) が3週ぶり、生・損保(424億円)が16週連続でそれぞれ売り越した。

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