ウィスコンシン州知事:公務員の交渉権制限へ賛同求める-財政難で

米ウィスコンシン州のウォーカー 知事(共和)は、公務員の団体交渉権を制限する自身の法案について、 州の将来がかかっているとして市民に支持を訴えた。

同知事は22日、テレビ放映された10分間の演説で、「州財政は 深刻な状況にある。両党の政治家がこれまで再三にわたって厳しい決 断を避け、判断を先送りしてきた結果だ」と指摘。「この繰り返しはも はやできない」と語った。

これに対し同州の民主党上院議員14人は、法案の州議会採決に 必要な定数確保を阻止するため、5日連続でイリノイ州に滞在した。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によれば、インディアナ 州の民主党下院議員も、共和党が支持する法案の阻止に向け同様の戦 術を取っている。オハイオ州では、団体交渉権の法案に関する上院で の公聴会を求め、約5500人が州都コロンバスの議事堂周辺に集まっ た。

州政府が直面する財政赤字は、2012会計年度(11年10月-12 年9月)に計1250億ドル(約10兆2600億円)に達する恐れがある。 ウォーカー知事のほかケーシック・オハイオ州知事、クリスティ・ニ ュージャージー州知事ら共和党系知事は、団体交渉権の制限や医療・ 年金保険料の加入者負担の引き上げを目指している。

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