海運株売られる、リビア情勢緊迫で燃料価格が史上高値圏-収益警戒

商船三井や日本郵船、川崎汽船な ど海運株が軒並み続落。リビア情勢の緊迫化などで燃料価格が史上最 高値水準へ上昇しており、今後の収益圧迫要因になると警戒された。

午前終値は、商船三井が前日比1.5%安の535円、郵船が1.9%安 の361円、川崎船が1.7%安の350円。東証1部海運業指数は同1.7% 安と、33業種で下落率3位だった。

ブルームバーグ・データによると、シンガポールの海運燃料価格 (バンカー)は23日も1トン=631.50ドルとなり、22日に付けた過 去最高値と同水準で引けた。2010年年間の平均価格は465ドル。

JPモルガン証券の細谷仁詩アナリストは24日の投資家向けメ モで、「足元のバンカー高騰が10年度業績に与える影響は軽微だろう が、現在の状況が続いた場合、11年度のJPモルガン業績予想の下方 修正要因となる」と指摘。海運株に悪影響が及ぶ可能性を示唆した。

同証では、10年度の前提バンカーを495ドル、11年度を550ドル と設定している。

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