米シティのブイター氏:中国やエジプトなど11カ国を「3G」と命名

中国やエジプト、イラク、ナイジ ェリアなど11カ国は、今後数十年間の経済成長見通しが最も有望な国 だと、ウィレム・ブイター氏率いる米銀シティグループのエコノミス トらが調査リポートで指摘した。

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の元 委員で、現在はシティのロンドン在勤チーフエコノミストを務めるブ イター氏は、11カ国を「グローバル・グロース・ジェネレーターズ」 (世界成長の原動力)の頭文字を取って「3G」と名付けた。経済が 成熟していないこれらの国は所得水準が低く、高い成長と有望な投資 機会を提供する可能性があると分析する。

ブイター氏は世界の成長率を2030年までが年平均4.6%、それ以 降の20年間は同3.8%と予想。3G諸国がこれをけん引するとみる。 21日付のリポートによると、3Gにはバングラデシュとインド、イン ドネシア、モンゴル、フィリピン、スリランカ、ベトナムも含まれる。

ブイター氏は3Gという用語を作るにあたり、ブラジルとロシア、 インド、中国の4カ国をBRICsと名付けて持ち上げたゴールドマ ン・サックス・グループの投資戦略や、スタンダードチャータード銀 行が成長率7%の国に照準を絞っていることを批判。受けそうな頭字 語や名前を付けることは、役に立たない分類を生み、将来の成長や利 益機会を冷静に分析する際の支障になっているとした。

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