EUの対リビア制裁を呼び掛け、「憂慮すべき」事態-独仏首脳

ドイツのメルケル首相とフランス のサルコジ大統領は23日、欧州連合(EU)によるリビアの最高指導 者カダフィ大佐への制裁を呼び掛けた。リビアでは反体制派によるデ モによる混乱が続いている。

メルケル首相は、カダフィ大佐が内戦を示唆した22日のテレビ演 説について、「憂慮すべき」発言だと語った。サルコジ大統領は電子メ ールを通じて配布した発表資料で、フランスはリビアとの経済・商業 関係を一時停止する可能性があると表明した。

EUはリビアとの「枠組み協定」交渉を中止する方針を示した上 で、リビアに対し「追加措置を講じる用意がある」と表明した。EU のアシュトン外交安全保障上級代表は、「市民に対する残虐な攻撃と暴 力の責任者は説明責任を負わなければならない」と述べた。

サルコジ大統領は発表資料で、「具体的な制裁を迅速に採択する」 よう欧州各国に要請すると述べた。一方、メルケル首相は、「暴力の行 使をやめない場合、ドイツは制裁検討の問題を含め、リビアに圧力と 影響力を加えるあらゆる手段を用いるようEUに求めるだろう」と語 った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE