米ブラックロックや先物市場大手:CFTCのブロック取引制限に難色

米ブラックロックや先物市場運営 大手のCMEグループ、インターコンチネンタル・エクスチェンジは米 商品先物取引委員会(CFTC)に対し、同委員会が提案している集中 化された先物市場での取引上限を引き下げるよう強く要望している。

CFTCは、全ての先物取引の85%を集中化された注文システム を通じて行うよう義務付けることを提案。残りの15%について取引所 外でのブロック取引を認める方針だ。先物契約が上限の範囲に入ること ができなければ取引所外での取引となる。CFTCによると、この提案 は非公開の取引を制限することにより先物市場の価格発見機能を保護す る意味がある。

インターコンチネンタルの顧問、オードリー・ハーシュフェルド氏 は22日付のCFTC宛て書簡で「CFTCが設定した取引上限では、 最も流動性のある契約しか先物として持続できない」と指摘した。

資産運用で世界最大手のブラックロックは22日付書簡でCFTC に対し、上限を75%に引き下げるよう提案。インターコンチネンタル の書簡によれば、同社も上限について75%の方が妥当との見解を示し た。

先物市場運営で最大手のCMEグループは、もし85%の上限が義 務付けられていれば、S&P500種や為替の先物を含む最も成功してい る契約の妨げになっていただろうとの見方を示した。これらの先物契約 は、持続可能な出来高に達するのに数年を要したためとしている。

米CMEグループのクレイグ・ドノヒュー最高経営責任者 (CEO)は22日のCFTC宛て書簡で「市場関係者は、恣意 (しい)的な85%の上限があるために活発で流動性のある集中化された 市場にアクセスできない可能性がある」と懸念を表明。その上で、この 規制により多くの先物取引が店頭デリバティブ(金融派生商品)市場に 流出する可能性があるとの見方を示した。

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