米航空会社の社債保証コスト上昇、原油高で-CDS取引

23日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米航空会社の社債保証コストが2日連 続で上昇。原油相場が一時1バレル=100ドルを付け、ジェット燃料 価格が約2年ぶりの高値に押し上げられたことが影響した。

世界2位の航空会社、米デルタ航空の社債保証コストは4カ月ぶ りの高水準。世界最大手の米ユナイテッド・コンチネンタル・ホール ディングスやアメリカン航空の親会社AMRも上昇した。

格付け会社フィッチ・レーティングスは、燃料価格上昇の短期的 影響が、価格変動リスクに備えて企業が購入するデリバティブ(金融 派生商品)契約によって相殺される可能性があるとみている。ただ、 マーク・サデギアン、ウィリアム・ウォーリック両氏など同社のアナ リストらは22日付のリポートで、リスクヘッジの効果は来年初めに は消え、110ドルを目指す原油価格の持続的上昇によって負担軽減の 取り組みが妨げられる恐れがあると指摘した。

北米企業の信用リスクの指標も上昇。マークイット・グループに よれば、マークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュ ーヨーク時間午後5時17分(日本時間24日午前7時17分)現在、

2.75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して86.5bp。

CMAによれば、デルタ航空のCDSスプレッドは23bp上昇の 644bp。ユナイテッド・コンチネンタルは9bp上げて626bp。 AMRは861bpと、34bp上昇した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE