サウジなど産油国、OPEC緊急会合なしでも供給増の用意-関係者

サウジアラビアと一部産油国は消 費サイドからの要求があれば、石油輸出国機構(OPEC)の緊急会 合を開かなくても市場への供給を増やす意向だ。産油国の原油政策に 詳しい関係者が明らかにした。

産油国は市場への十分な供給を求める圧力にさらされている。ア フリカ3位の産油国であるリビアの情勢不安を受け、ニューヨーク原 油先物相場は23日に一時、2008年10月以来となる1バレル=100ド ルを付けた。

同関係者は匿名を条件に、供給拡大は石油会社からの要請が条件 になるだろうと語った。

アラブ首長国連邦(UAE)やクウェート、アンゴラ、ナイジェ リアも供給拡大に前向きだろうと、同関係者は指摘している。

石油輸出国機構(OPEC)は6月初めに定例総会を開く。それ 以前の総会は「臨時」総会とみなされる。

OPECの規則によると、臨時総会は事務局長が議長と協議した 上で招集できる。議長国イランのハティビOPEC理事は22日のリヤ ドでのインタビューで、同国は市場に十分な原油が供給されていると して、供給拡大の必要性はないと判断していると語っていた。

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