英中銀マイルズ委員:利上げ急ぐべきではない-景気に下振れリスク

イングランド銀行(英中央銀行) 金融政策委員会(MPC)のデービッド・マイルズ委員は、経済成長 の見通しには「下振れリスク」があると指摘し、当局者はインフレに 対する「断固たる」姿勢を示すために利上げを急ぐべきではないとの 見解を示した。

マイルズ委員は23日のロンドンでのスピーチで、インフレ期待か らの上振れリスクは、中銀が先週公表した四半期インフレ報告の予測 に反映されていると説明。「中銀予測が望ましいと示唆するペースより も金融引き締めのペースを速めることで、そのようなリスクに最も効 果的に対処できるとは思わない」と語った。

今月のMPCでは、センタンス委員とウィール委員に加えて、チ ーフエコノミストのデール委員も利上げを主張し、政策をめぐる委員 らの意見対立が深まった。英国のインフレ率は約2年ぶりの高水準に 達している。マイルズ委員は、消費者物価の急速な伸びは増税や商品 価格の上昇が主因であり、金融緩和が原因ではないと述べた。

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