IMF:米国の中期的な財政戦略の欠如、金利上昇を招く恐れ

国際通貨基金(IMF)は、米国 の中期的な財政赤字削減策の欠如が金利上昇リスクを招き、世界の経 済成長に打撃を与えかねないと指摘した。

IMFは20カ国・地域(G20)の財務当局者向けにまとめたリポ ートで、世界最大規模である米経済の回復は2010年10-12月 (第4四半期)に力強さを増したものの、最近実施された追加的な財 政刺激策の効果はさほど大きくなく、「甚大な財政コスト」を伴うと分 析した。

IMFが23日に公表した同リポートは、13年までに赤字を半減 するとしたG20の公約達成は「極めて難しいとみられ、非常に大幅な 修正が必要になる」とした上で、「信頼できる中期的な財政戦略が依然 存在しないため、将来的に米金利の上昇や金融市場の混乱、世界成長 見通しへの悪影響が懸念される」と指摘した。

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