ホーニグ総裁:大手金融機関は分割を、ドッド・フランク法では不十分

米カンザスシティー連銀のホー ニグ総裁は、「米国の資本主義的システム」を脅かす大手金融機関を 分割することで、監督当局者は危機再発を防止すべきだと述べた。

ホーニグ総裁は23日、ワシントンで講演。事前に準備された 講演原稿によると、「大きすぎてつぶせない金融機関の存在が米国経 済にもたらすリスクは深刻さを増したと強く考えている」と述べ、 「大手金融機関は分割が必要だ。セーフティーネットの下で経営を続 けている企業が高リスクな取引を追求することを認めるわけにはいか ない。また、大手企業が米国の金融システムを脅かすことも許すわけ にはいかない」と訴えた。

ホーニグ総裁はまた、大手金融機関が過大なリスクを背負い、 市場シェアを拡大させることを防ぐには、金融規制改革法は不十分だ と主張している。

同総裁はさらに、「私見ではあるが、状況は危機前よりも悪く なっている」と発言。「金融規制改革法(ドッド・フランク法)がい かに善意でまとめられた法律だとしても、状況は改善しないだろう」 と述べた。

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