欧州株:4日続落、リビア情勢を警戒-エールフランスとOMVが安い

欧州株式相場は4営業日続落し、 昨年10月以降で最長の下げとなった。リビアの最高指導者、カダフ ィ大佐が反体制勢力と戦う意向を示したことが背景にある。

仏蘭系航空会社エールフランス・KLMグループは1.4%安。原 油高が売り材料となった。オーストリアの石油会社、OMVは5.8% 下げた。リビアでの原油生産停止を明らかにしたことが嫌気された。

一方、英電話会社、ケーブル・アンド・ワイヤレス・コミュニケ ーションズは6.2%の大幅高。バミューダ部門売却で合意したことが 買いを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%安の282.38で終了。 同指数を構成する19産業グループすべてが下げた。年初来では

2.4%高となっている。

先月のチュニジア大統領失脚に端を発し、今月11日のエジプ トのムバラク大統領辞任に触発された反体制デモがアフリカ大陸で最 大の原油埋蔵量を持つリビアにも広がっている。

23日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価指数が下落。

IGマーケッツ(メルボルン)の調査アナリスト、ベン・ポッタ ー氏は、「北アフリカ情勢に関する懸念が続いているのに加え、域内 全体に拡大するリスクがあるため、市場の弱気姿勢が当面、続くだろ う」と語った。

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