ゴールドマンCEO基本給1.6億円と3倍増-それでも最低保証に反対

米投資銀行ゴールドマン・サック ス・グループのロイド・ブランクファイン会長兼最高経営責任者(C EO)は昨年、ウォール街の金融機関による基本給引き上げをけん制 した。それから8カ月もたたないうちに同CEOの基本給は3倍以上 の200万ドル(約1億6500万円)に増えた。

米金融危機調査委員会(FCIC)が今月公開したインタビュー の録音資料によると、ブランクファインCEOは昨年6年16日、ゴー ルドマンは高い基本給を提供するよりも、業績に左右されるボーナス で報酬を支払う方を選ぶと語った。同社は今年1月28日、CEOと経 営幹部4人の基本給を従来の60万ドルから引き上げたことを明らか にした。

ブランクファインCEOはインタビューで、「基本給は最低保証の 別の形態だ。われわれは基本給を低く、業績連動型の報酬を高く設定 したい」と発言。「世界は悪い方向に向かっていると思う。人々に高い 固定給や最低保証を与え、業績連動報酬を低くするのはもっと良くな い」と指摘した。

ゴールドマンは、社員と経営幹部の基本給を引き上げた米モルガ ン・スタンレーやスイスのUBS、米シティグループなど競合他社の 動きに追随した。

ゴールドマンの広報担当スティーブン・コーエン氏は、ブランク ファインCEOの発言とその後の給与に関する決定についてコメント を控えている。

ゴールドマンの1月28日の開示資料によると、同社はブランクフ ァインCEOの基本給を引き上げただけでなく、2010年分の賞与とし て株式1260万ドル相当を供与した。同CEOは6月のインタビューで、 「わたしの給与は20年間同じだ」と述べていた。

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