昨年の航空事故:発生率は過去最低に、死亡件数は増加-IATA

国際航空運送協会(IATA)は 23日、2010年の世界航空運航実績で事故比率が運航160万回に1件の 発生となり、航空輸送史上で過去最低を更新したと発表した。ジョバ ンニ・ビジニャーニ事務総長は同日、都内で会見し、あらためて航空 機利用の安全性を強調した。

発表によると、昨年の航空機事故率は、欧米製ジェット機の運航 100万回当たり機体全損事故の発生率で0.61と、前の年の0.71から 改善した。一方、航空機事故による死亡者は前の年の685人に対し、 昨年が786人だった。過去最低の事故率について、ビジニャーニ氏は 「真摯な取り組みの結果」と述べ、「今後も事故と犠牲者がそれぞれゼ ロになる目標を達成することが必要だ」と語った。

10年の運航実績によると、年間運航数はジェット機とプロペラ機 で合計3680万回、年間輸送旅客数は24億人だった。また、欧米製ジ ェット機の機体全損事故は17件(前の年19件)、全航空機での事故件 数は94件(同90件)、死者を出した事故は23件(同18件)となって いる。

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