米シティの住宅金融部門を借り手が提訴-米政府の支援制度めぐり

米政府が住宅差し押さえを抑制す るために導入した住宅保有者向け支援制度に基づき、米銀シティグル ープの住宅金融部門、シティモーゲージに融資条件の変更を求めてい た借り手が、同社を契約不履行でニューヨークの連邦地裁に提訴した。 連邦法の規定に基づく条件変更や差し押さえ回避の措置を同社が取ら なかったと主張している。

訴えたのはニューヨーク州在住のダニエル・セラーさんとブレン ダ・セラーさん。少なくとも100人の原告による集団訴訟を代表する ことを目指している。

マンハッタンの連邦地裁に22日提出された訴状によると、セラー さんらは住宅ローンの支払いを減額するプログラムの適用を「事前承 認」された後、シティモーゲージが契約に違反したと主張している。

セラーさんらは試験的な融資条件変更の資格を得たものの、「シテ ィは原告や同じような状況の住宅所有者に対して恒久的なローン条件 の変更を提案せず、一当事者としての責任を果たさなかった」という。 また、シティが責任回避のため時間稼ぎなどを行ったと主張している。

シティの広報担当、ショーン・ケベリガーン氏は電子メールで、 「訴状の中身を精査中と言う以外、現時点で詳細についてコメントは できない」と説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE