資源国通貨、リビア発石油危機のヘッジ手段にならない-JPモルガン

カナダ・ドルやニュージーランド・ ドル、オーストラリア・ドルなどのいわゆる資源国通貨は、リビアの 政情不安で世界の原油供給が滞った場合、ヘッジ手段として十分では ないと、米銀JPモルガン・チェースはみている。

同行の為替戦略責任者、ジョン・ノーマンド氏(ロンドン在勤)は 電子メールで配布したリポートで、「力強い需要と供給圧力で一次産品 価格が上昇し、これら通貨の多くは年初から上昇しているが、リビア 情勢は資源国通貨にとって事態を根本的に変える可能性がある」と指 摘。「供給をめぐるショックが起きれば、これまでの動きを逆行させる 恐れがある」と分析した。

ノーマンド氏は1973、79両年の石油ショック後と90年のイラ クのクウェート侵攻後の通貨のパフォーマンス分析を基に、原油供給 に支障が出れば世界の経済成長に悪影響を及ぼし、最終的には資源国 通貨にマイナスだと説明。「カナダ・ドルはその他の資源国通貨をアウ トパフォームする可能性があるが、米経済が堅調に推移することが前 提だ」と指摘した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 藤田比呂子 Hiroko Fujita +81-3-3201-8662 hfujita2@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Keith Campbell at +44-20-7073-3829 or k.campbell@bloomberg.net

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