日ゼオン株が反発、合成ゴム好調で業績拡大中-野村証は強気判断維持

日本ゼオンの株価が4営業日ぶり に反発。主力の合成ゴムの需給がひっ迫するなか、業績は当面順調に推 移するとの見方が強まり、前日比3.6%高の831円まで上げた。

野村証券金融経済研究所の岡崎優アナリストは、「合成ゴムの需給 環境は当面タイトに推移する」(22日付リポート)と考えている。自 動車・タイヤ関連を中心に需要の拡大が見込まれるほか、天然ゴムの市 況高騰が続いていること、原料ブタジエンが不足しているため新規増設 が少ないこと、などを背景に挙げる。

好調な事業環境を踏まえ、野村証は再来期(2013年3月期)まで の業績予想を上方修正した。11年3月期の連結営業利益は前期比3.6 倍の340億円と、会社計画(288億円)を上回る予想だ。12年3月期は 370億円、13年3月期は400億円とさらなる拡大を見込む。業績予想の 見直しに伴い、DCF(ディスカウントキャッシュフロー)法による目 標株価を850円から1100円に引き上げた。投資判断は「1(買い)」 を継続。

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